ご挨拶

マリモ地方創生リート投資法人
執行役員北方 隆士
投資主の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
本投資法人は、2016年7月の東京証券取引所不動産投資信託市場への上場以来、本年7月をもちまして10周年という大きな節目を迎えることができました。この10年の歩みは、ひとえに投資主の皆様をはじめ、関係者の皆様のあたたかいご支援の賜物であり、心より深く感謝申し上げます。
振り返りますと、上場以来、私たちは一貫して「地方創生」というテーマと向き合い運用してまいりました。地方にこそ成長の可能性があるという信念のもと、総合型REITとして、多様なアセットへの投資を通じて、地域の価値を引き出しながら事業を拡大してまいりました。
その結果、5度の公募増資を経て資産規模は着実に拡大し、JCR格付「A-(安定的)」を取得、さらには上場来トータルリターン133.0%、累積分配金約65,000円という実績を積み重ねることができました。これらは、地方中心の投資戦略が確かな成果を生んできた証であると考えております。
そして今、私たちは次の10年に向けた新たな一歩を踏み出しています。第20期においては、ヘルスケア施設を新たな投資対象として加え、ツクイ・サンフォレスト水戸の取得(1,080百万円)を実現いたしました。これにより、ポートフォリオのさらなる多様化と安定性の強化を図っております。
同時に、資産の入替も積極的に進めております。市場環境や将来の成長性を見据え、アルティザ相武台の売却(1,500百万円)を実施するなど、ポートフォリオ循環による価値創出モデルを着実に実行しております。取得と売却の両輪により、持続的な成長と分配の向上を実現してまいります。
この10年で培ってきた最大の強みは、地方に対する深い理解と目利き力、そして各地域に根差したネットワークです。これらは一朝一夕に築けるものではなく、まさに本投資法人の競争力の源泉であると考えております。
先行き不透明な時代ではありますが、「地方から日本を強くしていく」という私たちの信念は揺らぐことはありません。地方に眠る価値を見出し、磨き上げ、投資主の皆様へ還元していく。このシンプルでありながら本質的な使命を、愚直に追求してまいります。
次の10年においても、地方中心の総合型ポートフォリオの強みを最大限に発揮し、「相対的に高い利回り」と「安定した収益」の両立を図りながら、投資主価値の中長期的な向上に全力で取り組んでまいります。
投資主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年6月


